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電源ソケットの増設の仕方について
 SCSIのCD-ROMドライブを、K6-200(実際のCPUは、K6-2/366MHzに交換してありますが、DNSへの登録名変更等が億劫なため、マシン名はそのままにしてあります。)に取り付けようと思い、マシン内部をのぞいたのですが、心配していた内部のSCSIケーブルについては、コネクタの余りが2つあり(1つはMOに使用)、問題無しでしたが、電源の余りがありませんでした。
 そこではんだ付けで電源ソケットを増やすことにしました。電源ソケットは以前にも外して、はんだ付けした記憶はありますが、なかなか外し方を解説してくれているサイトが見つからなかったので、ここに記しておきます。
 今回要した経費はCD-ROMドライブ(8倍速SCSI仕様:中古)1,200円、電源ソケット及びコードはジャンクの電源装置(100円)より取り外したので、総計1,300円(消費税、はんだ及び電気代は別)でした。





【過去の暗い記憶】

 まだGETEWAY2000のP5-60の原型をとどめていた(少なくとも元のマザーボードが載っていた)頃、確か増設のFDD(5インチ&3,5インチ)を取り付ける作業中に、煙を出したことがあります。電源ソケット(小さい方)を逆に差し込んだためでした。(小さいソケットの方は逆でも入るんですね。その頃は、『逆には入らないはずだ!』と高をくくっていました。)
 左の写真で、赤と黄色のコードに焦げ跡があります。すぐに電源を切ったのですが、プラスチックの焦げる臭い(多分毒ガスが発生していたはず…)が強烈にしました。

【電源ソケット金具の取り外し方について】

 キリのように先の尖ったものでソケットの中の金具の留め金を中に押し込みます。左下の赤いコードのように、2カ所で止められているものは2カ所を押し込み、青いコードのように1カ所だけで止められているタイプのものは、1カ所を押し込めば、ソケットからコードが楽に抜き取れます。

【はんだ付け】

 できるだけコード金属部の窪んだ部分に、くっつけるコードをはんだ付けします。その際、はんだが盛り上がらないように気をつけます。あまり大きなはんだを付けると、ソケットに戻すときに、穴を通らなくなるからです。ちなみに私の場合は4つのうち、2つが穴を通らないようになってしまいました(金属の窪み部分に取り付けられなかった)が、CDDに無理やり押し込んで、何とか動いています。つなぎの接触部分が少ないので、余り良くないつながり方ではありますが…。(コンセントをきちんと押し込まないで、電気製品を使っているようなものだと思います。)
 これでMO、CDD、CDR、FDD(5インチ&3,5インチ)と5インチベイはすべて埋め尽くされ、15個のリソースもすべて使い尽くされてしまっている(USBのボードが付けられなかった)ので、このマシンは完成です。OSはWindows98のままですが、このマシンについては、壊れない限り、今後分解することはないでしょう。